byこうのひとし
明日、手首の手術します。
Category:その他
明日、手術することになっています。
何の手術かというと、ケルバン腱鞘炎+腱滑膜炎です。
生まれて初めての手術です。
どのような症状かというと、以下日本整形外科学会ホームページより引用。
「手首(手関節)の母指側にある腱鞘(手背第一コンパートメント)とそこを通過する腱に炎症が起こった状態で、腱鞘の部分で腱の動きがスムーズでなくなり、手首の母指側が痛み、腫れます。母指を広げたり、動かしたりするとこの場所に強い疼痛が走ります。」
です。
つまり、三味線の演奏をするとめちゃくちゃ痛いということです。
この症状が出始めたのが今年の2月頃。
最初のうちは少し痛いなあ程度で、このくらいの痛みはときどき起こるので、いつも通り2、3日休んでいれば治るだろうと思っていました。
ですが、2、3日たってもよくならず、ひとまず接骨院に行きました。
この程度で整形外科だと、湿布もらって安静にしろくらいしか言われませんからね。
接骨院では、テーピングでしっかり固定することと、弾き終わったらアイシングをしっかりするようにというアドバイスをもらい、それから言われたとおりのことをして、安静にしていました。(しかし、生徒さんのレッスンをしないわけにはいかないのでレッスンの時には弾いていました。働かないとごはん食べれないですからね。)
しかし、それから1週間ほどしても、痛みが引かなかったどころか増していくばかりなので、かかりつけの整形外科へ行きました。
この頃には、撥を持つこともつらく、日常生活にも支障をきたすレベルになっていました。
症状を話すと、今回の腱鞘炎の前に、一度、軽い腱鞘炎を診てもらっていたこともあり、ステロイド注射を打つことのしました。
それと、接骨院で言われたように、固定とアイシングをするようにということを言われ、来週また様子をみようということになりました。
ステロイド注射なので、間を空けないといけないということで。
ちなみに、この注射がめちゃくちゃ痛い。
腱に直接打ち込むので。
それから、注射が効いたのか、痛みを10段階の数値で表すと、最初10程痛かった手首が、7くらいまで減りました。
1週間後また病院へ行き注射を打ち、様子をみる。
そのようなことをしばらく繰り返していたら、痛みは4くらいにまで減りました。
私も、この調子でよくなってくれると思っていたのですが、あるときから、注射が効かなくなってきました。
それどころか、痛みがまた増してきて、当初の痛みよりも増えたのではないかと思うくらいになってしまいました。
そこで、かかりつけの先生が、
「注射でごまかしごまかしするよりは、手術したほうが早いかもね。」
と、言われたので、私もそう思い、手術の出来る病院を紹介してくれました。
このころには、最初に発症してから、4ヶ月ほど経っていました。
その間には、演奏会がいくつかあったりして、かなり大変でしたね。
演奏会があると、さすがに練習しないわけにはいかないので、練習をするのですが、これがとにかく痛い。
もちろん、本番でも痛い。
けど、お客さんにはそのようなことは関係ないですからね。
もちろん、お客さんにはだまってます。
紹介してくださった病院で手術をする前に、まずしっかりと検査をしましょうと言われました。
切ったはいいけど、何もなかったでは切る必要がないからと。
そこで、MRIで手首を撮影しました。
このとき、はじめてMRIの検査をうけたのですが、皆さん言われたとおり寒かったですね。
けど、言われているほどうるさいとは感じませんでした。
MRIの画像をみせてもらったのですが、かなり炎症が進んでいました。
ですが、この分だと、違う種類のステロイド注射にしたらすぐよくなりますよ。と言われました。
この病院には、手の専門の先生がいらっしゃるので、言われたとおり注射にすることにしました。
やはり、できることなら手術はしたくなかったですからね。
ちなみに、先生が言われていたのですが、前の注射は比較的一般的なものを打ってたんじゃないかなぁとも言われていました。
この注射、これまでと違って、打ったその日はほとんど痛みは引きませんでした。
それが、1日2日と時間が経つごとに、徐々に痛みがなくなり、とうとう完全に痛みがなくなりました。
これには、ほんとに驚きました。
今まで痛かったのがうそみたいでした。
それから、しばらくは痛みもなく、普通に演奏していたのですが、7月の中ごろでしょうか。
また、痛みが出てきました。
ですが、今回は前回と違い、日常生活に支障が出るほどの痛みではないのですが、三味線を演奏するときに痛むという状態です。
ですが、前回のことがあるので、早めに手術できる病院で診てもらうことにしました。
そこで、一度注射をしてみることにしました。
ですが、前回打った注射はかなり成分の強いものらしく、再々打つことはできないということなので、少し成分の弱いものにしました。
しかし、今回は注射が効かず、痛みがとれませんでした。
ステロイドの注射は何度も打つことができないので、手術も視野にいれてまた検査をしようということになりました。
前回から少し間が空いているので、MRIを撮りなおしました。
その画像をみると、前回の画像と比較して、炎症自体はひどくありませんでした。
たしかに、三味線を弾くとき以外は、手をそらせたり開いたりしなければ、日常生活はできるくらいですからね。
そこで、さらにエコーもとってみると、筋かかなり太くなっているのが分かりました。
エコーをとってくれた先生も、驚いていました。
この太いのが、いいことなのか悪いことなのかは素人の私には判断がつかなかったので、、エコーの先生にきいたら、
「正常ではない」
とのお返事。
担当の先生いわく、しっかり検査しとってよかったですね。
この場合だと、手術してもそんなに難しくないかもしれません。
炎症がひどいままだったりすると、難しかったかもしれないんですがねと。
そこで、手術をすることに決まりました。
で、どのような手術をするかというと、腱鞘の鞘を開く手術を行なうのがメインになるそうです。
ケルバン症の一般的な手術なのだそうです。
どうして痛むのかというと、ここでも日本整形外科学会ホームページ引用。
「母指の使いすぎによる負荷のため、腱鞘が肥厚したり、腱の表面が傷んだりして、さらにそれが刺激し、悪循環が生じると考えられています。
特に手背第1コンパートメント内には、上記の2種類の腱を分けて通過させる隔壁が存在し、これがあるために狭窄が生じやすいです。」
ちなみに、私の場合は、少し特殊なケルバン腱鞘炎らしく、普通は親指の付け根以外に同じ側面の少し後ろ側を押さえても痛いらしいのですが、私は全く痛くなく、撥を持つ手の形が一番痛むといった具合です。
腱鞘を開いても大丈夫なんですか?と子供電話相談室くらいの単純な疑問が浮いたので先生に聞いてみたのですが、腱鞘を開いたらだめなところと、大丈夫なところとあって、今回手術するところは大丈夫なところらしいです。
ここまで、長々とことの経緯を説明してきましたが、最後まで読んだ人なんているのでしょうかね(笑)
手術のリスクなどについても、きちんと説明もしてくださいました。
日常生活が普通にできるようになるというレベルで回復するのと比べ、河野さんの場合はゴールのレベルが高い(三味線の演奏が痛みなくできるようになる)ので、そこまで回復するかどうかはやってみなくてはわからないということです。
それと、腱鞘炎は疲労性のものなので、また再発する可能性もあるそうです。
ですが、手術をしたところで悪くなるということは少ないそうです。
手術自体は30分くらいで終わる簡単なものだそうです。
うまくいくといいです。
うまくいかないと、最悪、廃業することも考えないといけないですからね。
ほんとに、うまくいきますように。
何の手術かというと、ケルバン腱鞘炎+腱滑膜炎です。
生まれて初めての手術です。
どのような症状かというと、以下日本整形外科学会ホームページより引用。
「手首(手関節)の母指側にある腱鞘(手背第一コンパートメント)とそこを通過する腱に炎症が起こった状態で、腱鞘の部分で腱の動きがスムーズでなくなり、手首の母指側が痛み、腫れます。母指を広げたり、動かしたりするとこの場所に強い疼痛が走ります。」
です。
つまり、三味線の演奏をするとめちゃくちゃ痛いということです。
この症状が出始めたのが今年の2月頃。
最初のうちは少し痛いなあ程度で、このくらいの痛みはときどき起こるので、いつも通り2、3日休んでいれば治るだろうと思っていました。
ですが、2、3日たってもよくならず、ひとまず接骨院に行きました。
この程度で整形外科だと、湿布もらって安静にしろくらいしか言われませんからね。
接骨院では、テーピングでしっかり固定することと、弾き終わったらアイシングをしっかりするようにというアドバイスをもらい、それから言われたとおりのことをして、安静にしていました。(しかし、生徒さんのレッスンをしないわけにはいかないのでレッスンの時には弾いていました。働かないとごはん食べれないですからね。)
しかし、それから1週間ほどしても、痛みが引かなかったどころか増していくばかりなので、かかりつけの整形外科へ行きました。
この頃には、撥を持つこともつらく、日常生活にも支障をきたすレベルになっていました。
症状を話すと、今回の腱鞘炎の前に、一度、軽い腱鞘炎を診てもらっていたこともあり、ステロイド注射を打つことのしました。
それと、接骨院で言われたように、固定とアイシングをするようにということを言われ、来週また様子をみようということになりました。
ステロイド注射なので、間を空けないといけないということで。
ちなみに、この注射がめちゃくちゃ痛い。
腱に直接打ち込むので。
それから、注射が効いたのか、痛みを10段階の数値で表すと、最初10程痛かった手首が、7くらいまで減りました。
1週間後また病院へ行き注射を打ち、様子をみる。
そのようなことをしばらく繰り返していたら、痛みは4くらいにまで減りました。
私も、この調子でよくなってくれると思っていたのですが、あるときから、注射が効かなくなってきました。
それどころか、痛みがまた増してきて、当初の痛みよりも増えたのではないかと思うくらいになってしまいました。
そこで、かかりつけの先生が、
「注射でごまかしごまかしするよりは、手術したほうが早いかもね。」
と、言われたので、私もそう思い、手術の出来る病院を紹介してくれました。
このころには、最初に発症してから、4ヶ月ほど経っていました。
その間には、演奏会がいくつかあったりして、かなり大変でしたね。
演奏会があると、さすがに練習しないわけにはいかないので、練習をするのですが、これがとにかく痛い。
もちろん、本番でも痛い。
けど、お客さんにはそのようなことは関係ないですからね。
もちろん、お客さんにはだまってます。
紹介してくださった病院で手術をする前に、まずしっかりと検査をしましょうと言われました。
切ったはいいけど、何もなかったでは切る必要がないからと。
そこで、MRIで手首を撮影しました。
このとき、はじめてMRIの検査をうけたのですが、皆さん言われたとおり寒かったですね。
けど、言われているほどうるさいとは感じませんでした。
MRIの画像をみせてもらったのですが、かなり炎症が進んでいました。
ですが、この分だと、違う種類のステロイド注射にしたらすぐよくなりますよ。と言われました。
この病院には、手の専門の先生がいらっしゃるので、言われたとおり注射にすることにしました。
やはり、できることなら手術はしたくなかったですからね。
ちなみに、先生が言われていたのですが、前の注射は比較的一般的なものを打ってたんじゃないかなぁとも言われていました。
この注射、これまでと違って、打ったその日はほとんど痛みは引きませんでした。
それが、1日2日と時間が経つごとに、徐々に痛みがなくなり、とうとう完全に痛みがなくなりました。
これには、ほんとに驚きました。
今まで痛かったのがうそみたいでした。
それから、しばらくは痛みもなく、普通に演奏していたのですが、7月の中ごろでしょうか。
また、痛みが出てきました。
ですが、今回は前回と違い、日常生活に支障が出るほどの痛みではないのですが、三味線を演奏するときに痛むという状態です。
ですが、前回のことがあるので、早めに手術できる病院で診てもらうことにしました。
そこで、一度注射をしてみることにしました。
ですが、前回打った注射はかなり成分の強いものらしく、再々打つことはできないということなので、少し成分の弱いものにしました。
しかし、今回は注射が効かず、痛みがとれませんでした。
ステロイドの注射は何度も打つことができないので、手術も視野にいれてまた検査をしようということになりました。
前回から少し間が空いているので、MRIを撮りなおしました。
その画像をみると、前回の画像と比較して、炎症自体はひどくありませんでした。
たしかに、三味線を弾くとき以外は、手をそらせたり開いたりしなければ、日常生活はできるくらいですからね。
そこで、さらにエコーもとってみると、筋かかなり太くなっているのが分かりました。
エコーをとってくれた先生も、驚いていました。
この太いのが、いいことなのか悪いことなのかは素人の私には判断がつかなかったので、、エコーの先生にきいたら、
「正常ではない」
とのお返事。
担当の先生いわく、しっかり検査しとってよかったですね。
この場合だと、手術してもそんなに難しくないかもしれません。
炎症がひどいままだったりすると、難しかったかもしれないんですがねと。
そこで、手術をすることに決まりました。
で、どのような手術をするかというと、腱鞘の鞘を開く手術を行なうのがメインになるそうです。
ケルバン症の一般的な手術なのだそうです。
どうして痛むのかというと、ここでも日本整形外科学会ホームページ引用。
「母指の使いすぎによる負荷のため、腱鞘が肥厚したり、腱の表面が傷んだりして、さらにそれが刺激し、悪循環が生じると考えられています。
特に手背第1コンパートメント内には、上記の2種類の腱を分けて通過させる隔壁が存在し、これがあるために狭窄が生じやすいです。」
ちなみに、私の場合は、少し特殊なケルバン腱鞘炎らしく、普通は親指の付け根以外に同じ側面の少し後ろ側を押さえても痛いらしいのですが、私は全く痛くなく、撥を持つ手の形が一番痛むといった具合です。
腱鞘を開いても大丈夫なんですか?と子供電話相談室くらいの単純な疑問が浮いたので先生に聞いてみたのですが、腱鞘を開いたらだめなところと、大丈夫なところとあって、今回手術するところは大丈夫なところらしいです。
ここまで、長々とことの経緯を説明してきましたが、最後まで読んだ人なんているのでしょうかね(笑)
手術のリスクなどについても、きちんと説明もしてくださいました。
日常生活が普通にできるようになるというレベルで回復するのと比べ、河野さんの場合はゴールのレベルが高い(三味線の演奏が痛みなくできるようになる)ので、そこまで回復するかどうかはやってみなくてはわからないということです。
それと、腱鞘炎は疲労性のものなので、また再発する可能性もあるそうです。
ですが、手術をしたところで悪くなるということは少ないそうです。
手術自体は30分くらいで終わる簡単なものだそうです。
うまくいくといいです。
うまくいかないと、最悪、廃業することも考えないといけないですからね。
ほんとに、うまくいきますように。
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