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byこうのひとし

演奏フォームを若干改造をしてみることにする

私の使っている三味線は結構重たいのです。

購入した当時はまだ体力もあったからか、それほど疲れることはなかったのですが、最近は年齢的なものなのか重くて少々疲れます。

ということで、演奏フォームのちょっとした改造に着手しました。


具体的に何かというと、棹をこれまでよりも少し立てることにしました。

そもそも私は、元々の三味線の始まりが民謡三味線だったことも多少は関係しているのでしょうが、そこまで高く棹を立てていません。(とはいえ津軽三味線なので民謡三味線と比べると立ててますよ。)

正面から見ると、肩口のやや下、もしくは肩口くらいから棹が出ている感じですね。


それを、今回はもう少し立てて、肩口から肩口のやや上くらいに棹が出ているくらいにしようかと。

棹を立てるメリットは、文章では表現しにくいのですが、胴が起きる分、楽器の重心が縦になり、太ももにより胴がのる感じになり、重さを支え易くなります。

女性の奏者の方が比較的棹を立てて構える方が多いのも、そういった理由かと思います。

反面、これまでとは左手の位置やバランスなどが変わるのである程度慣れが必要になるかとは思います。

人から見たら、角度が2、3度変わったくらい大したことないように思えるかとは思うのですが、弾いてる本人からすると結構感覚が変わりますからね。

まあ、一度試してみて、ダメなら戻せばいいだけですし。

上手くハマるといいのですが、しばらくはフォーム固めに勤しみます。
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