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byこうのひとし

演歌の伴奏もいいもんですね

今度、イベントで演歌の伴奏をすることになりました。

割と長いこと三味線をしておりますが、意外というかお仕事での演歌の伴奏は今回初めてに近いくらい。

最近はあまり歌ものをすることがないので、なかなか楽しく演奏できそうです。

歌ものって、決め事結構多いですけど、演歌は特にそうで、この曲といえばこのフレーズですよねってのがふんだんにあるのを、三味線で弾くってのはなかなかに面白いですよ。


ここにきて、ピアノ練習しててよかったなーってのが、譜読みが以前よりも出来るようになったことですね。

演奏する曲の楽譜をもらうのですが、当然のことながら文化譜(三味線用のタブ譜)ではなく、普通の五線譜でもらうので、それを一旦三味線のパートを文化譜に書き直す時、譜読みが前より出来るようになっててよかったと実感。


ちなみに、三味線用に書き直す時に結構悩むのが、どこの糸やツボでルート(根音)をとろうかなってことです。

シンプルに1の糸の開放弦ルートだけで対応出来るものだといいのですが、歌ものだとそういうわけにもいかないので、2の糸開放弦ルート、1の糸4のツボルートなどスケールとか考えながら判断します。

こいつを適さないので弾くと結構弾きにくかったり三味線らしさが出なかったりするんで、割と慎重にします。
(開放弦を使いながら演奏していくってのは三味線の大きな特徴だったりします。)


本番は楽しんで弾ければいいな。
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