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byこうのひとし

三味線の皮破れる

昨日のことであるが、三味線の皮が破れてしまう。(写真を撮り忘れると言う痛恨のミス)

三味線という楽器は、胴の所が太鼓のような構造になっており、ざっくりいうと木の枠に皮がはってありのだが、これがどうしても時間が経つと破れてしまう。

どんなにきちんと管理をしていても、いずれは敗れるものなのだ。(すごーくゆるく皮をはれば破れることはないのだが、音色も悪くなってしまう)

皮もそろそろ緩んできたし、年末あたりにはりかえようかな〜とは考えてはいたのだが、一足お先に破れる方が先に来てしまった。

皮をはりかえる時期は、出来れば湿気の少ない冬の方がいいので、年末のはりかえを考えていたのである。(皮が破れなくても、緩んできたらはりかえた方がよい)

三味線の皮というのは、三味線の音色においてかなり重要になってくるので、言ってしまえば、そこそこの棹でもしっかりとした皮をはってやるとかなりいい音になるのである。

とはいえ、やはり急な出費は堪える。

年末に向けて貯金しておこうと思っていたのが順番逆になるだけなのだが、それでもやっぱり堪えますな〜。

破れた皮はなかなかに激しく破れており、うちのカミさんに破れた状態の胴を見せてやると、

「なかなかにホラーな破れ方するんだね〜。びっくりしたわ。」

と言っていた。

確かに、ナイフで切り裂いたように裂けるのでホラー感は人によってはあるかもな。
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