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広島を拠点に津軽三味線をお仕事にして生活しています。日々の出来事や面白いと思ったことなどを書いています。好きなものは リラックマ・ムーミン・ラスカルなどのキャラもの・フラワーカンパニーズ(バンド)です。エレキベースも嗜みます。
2018年05月25日 (金) | 編集 |
生徒さんで、三味線歴40年の大ベテランの方がいらっしゃるのですが、その生徒さんが、

「私、これまで5人の先生について来たんですけど、こうの先生みたいにきちんと教えてくれる先生はいませんでした。」

と言ってくれました。

個人的に根性論や職人さん的な見て覚えろというのは好きではないので、極力論理的に、アカデミックに伝えるようこれまで試行錯誤して来た甲斐がありました。

もちろん、ある程度のレベルまでいくと言葉だけでは伝えきれない所も出てくるのは重々承知しておりますが、基本的なことはやり方というものがあるので対応できます。

・なぜバチ付けが大事なのか
・なぜツボを覚えないといけないか
・なぜ脱力が大事なのか
・どうやってリズムをとっていくのか
・具体的な練習方法はどういったものがあるのか

など、きちんと例を示して実践してあげれば理解できると思うのです。


私は、基本的に車の運転と一緒で、ある程度のレベルまでは誰でもできると思っています。

車もレーサーになるのだとしたら、特別な才覚や訓練、指導だけでは得られないものなどあるかもしれませんが、普通に一般道で車を走らせるくらいでしたら、教習所で車の操作の仕方を習い、注意するべきポイントを教わり、それをもとにした訓練をすれば誰だって運転できますよね。

それと同じだと考えています。

根性論では何事もうまくいきません。


根性論ではうまくいかないという結論に至ったのも、私自身、若い頃はほんと無駄な練習をしていたなと思うからです。(時間や体力だけは消費するので練習したつもりにはなるのですけどね。)

今にして思うと、この無駄な練習も教える立場になると何が無駄な練習か分かるので無駄ではなかったのかもしれませんが、少なくとも技術の向上には何の役にも立たないです。

私が最初についた先生が見て覚えろ的指導をされる先生でしたので(人柄はとてもいい方です。)、それこそ試行錯誤の連続でした。

試行錯誤してやって、間違いも修正されずにずっとやっていたので、私の今の先生についてからその間違いだらけを大分直していただきました。

なので、自分の生徒さんには私のようにいらない苦労はして欲しくないなと思い、極力、論理的にアカデミックに伝えるようにしています。

そういった思いでやって来ているので、ベテランの生徒さんの言葉はわざわざこちらからは言わない思いが伝わってとても嬉しいのですよ。
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